新潟で実績が多い葬儀社・アークベルには、「最悪」といった穏やかならぬ評価が下されているようです。CMでも見かけるアークベルに、一体何故そんなひどい評価が付与されるのでしょうか？

葬儀社には、信頼感と安心感が必要不可欠。悪い評判が多い葬儀社にみすみす依頼する遺族は、そうそういません。アークベルの利用者が本当に悪い口コミばかり投稿しているのか、本記事で実態を掴みにかかります。

もしあなたが今アークベルへの申し込みを躊躇っているなら、この機会にアークベルのメリットとデメリットを知って以来可否の決断をしましょう。

アークベルは最悪？悪い評判＆口コミ

2chや口コミサイトでは「アークベル最悪」と、アークベルを批判するような投稿が多く散見されました。良い葬儀とは、利用者の希望を叶えるだけでなく、現在の利用者の状況に寄り添えるかどうか。

本当にアークベルは遺族や家族のことを考えられない、劣悪な会社なのでしょうか？？

ミスをしたうえに謝罪が軽かった

結婚式中とその後にかなり酷いミスを色々とされましたが、担当者は通りすがりに笑いながらすみませんの一言を投げ捨てるように言われ、勝手に謝罪終了。
担当者からも会社からもアフターフォローは皆無。
無実のホテル側に責任を擦り付けは酷かった。

引用：Google

アークベルで結婚式を挙げた人は、式中に大きなミスをされたにも関わらず謝罪態度が軽く、不快になったと批判の声を挙げています。担当者や会社によるアフターフォローもなく、謝罪の際には笑いながら対応されたとのこと。

最終的には会社側ではなくホテル側に責任を押し付けており、このユーザーはアークベルに対して無責任な態度をとる会社だと憤っています。

結婚式での事例ですが、お葬式でも同じようなことが起こるはず。ましてお葬式は故人のご遺体を扱う儀式です。この口コミを見ると、あまりアークベルを利用したくないと思ってしまいますよね。

担当者の説明についていけなかった

葬儀の流れや細かいところなど、わからない事だらけの人には、ただ担当者から言われるがままに葬儀の話がどんどん進んで行く感じなります。
担当者が途中で変わったりもします。

引用：Google

担当者が淡々と説明するため、利用者が置いてけぼりになってしまうケースがアークベルで実際に起こった事例です。お葬式では地域の風習は独自のマナーを重視するため、不安や分からないことが多いため参列者は戸惑ってしまいます。参列者の疑問や不安を取り除くのが葬儀社の役目。

安心してアークベルには、もう少し利用者のことを考えて対応してほしいのが正直なところです。

担当者が4人も変わったうえに対応が悪かった

担当者が通夜までに４人も変わり、１人は朝早くから病院に呼び出されて疲れているのに21時頃アポなしで来て明日の打ち合わせをしたいと言いやがる。

引用：Google

担当者がコロコロ変わり、早朝から起きているのに夜中に打ち合わせをしようと時間を無視した連絡をしてきて非常に気分を害された利用者もいました。人が亡くなれば、家族の生活リズムや環境も一変します。今遺族がどんな状況か精査し、その都度相応しい対応をするのが葬儀社に求められる接客スキルです。

自社のノルマを達成すべく式を急かすのは、葬儀社の禁忌。気持ちは分かりますが、もう少し遺族の現状を考慮できなかったのだろうかと思う事例です。

アークベルの良い評判＆口コミ

アークベルには良い評判もあり、対応葬儀形式の種類が豊富な点やスタッフの対応の良さが魅力です。比較的悪いレビューが目立つアークベルも、きちんと良い面に対する評価を得ています。

これから紹介する口コミを見れば、アークベルに対する信頼感が高まるでしょう。

音楽葬に対応してくれた

この度は音楽葬にご協力いただきとても感謝しております。担当者さん、本当にありがとうございました。母も大満足していたと思います。ご住職もサックスと歌の演奏をとても感激されていたようです。

引用：アークベル

近年は葬儀のバリエーションが増えており、音楽葬を希望する遺族や故人も多いです。アークベルは音楽葬に対応しているので、音楽好きだった故人を見送るのに最適。

住職もサックスと歌の演奏を目にして感動していたと綴っており、参列者だけでなく関係者も満足できる素晴らしい式になったことが伝わってきます。華やかで明るいお別れにしたいなら、アークべルに相談してみましょう。

丁寧な対応で司会進行も良かった

１～２回、内覧会に出席していましたが祭壇は品が良く、また司会進行者も指導が行き届き、丁寧に進められ、担当の方からは納棺時に説明された言葉に一同心打ち、母への気持ちが深くなりました。２日間、感謝を申し上げます。

引用：アークベル

祭壇の上品さや司会進行の丁寧さに感激した家族が、アークベルに「感謝を申し上げます」と嬉しい言葉を述べていました。納棺時には嬉しい説明を受け、家族への気持ちが深まったとのこと。

お葬式をとおして故人への気持ちが強まるのは、良い葬儀を執り行えた証拠です。アークベルに依頼すれば、家族全員が満足できるお葬式を挙げられることがこの口コミから分かります。

期待以上だった

葬儀の打合せには細部にまで気を配っていただき相談にのっていただきました。葬儀の進行・気配り、及び祭壇は期待以上に良かったです。会葬御礼のお手紙は家族の思いが全て入っていた最高の出来で感激しました。

引用：アークベル

アークベルのスタッフは気配りができる、優しい人ばかり。司会進行だけでなく会葬お礼の手紙も、家族の思いを代弁してくれる素晴らしい出来栄えでした。

スタッフの質にバラツキがあるのは事実である可能性が高いですが、アークベルのスタッフに対する口コミは良いものが多いです。アークベルは温かいお葬式を挙げられる、優良葬儀社だといえるでしょう。

アークベルの費用や料金プラン

アークベルの公式サイトには家族葬や一般葬など、葬儀形式名のプランを記載していません。24万円コース～60万円コースと費用を用いたプラン名のみ記載されており、24万円コースが家族葬プランに該当。

価格一覧を、表にまとめました。

一般価格と会員価格に分かれているのが、アークベルの料金プランの大きなポイント。会員登録を済ませれば、一般価格より20万円以上安く式を挙げられます。

全てのコースに祭壇生花が供えられているため、祭壇の豪華さはお墨付き。家族葬は24万円コースと36万円コースで、48万円コース以降は一般葬など大規模葬に該当します。

葬儀形式が記載されていないものの費用が明確で分かりやすいため、とにかく明朗会計を求めるという人にとっては有難いプランではないでしょうか。

アークベルの互助会を解約するには？

互助会制度を設けているアークベルですが、公式サイトには互助会解約の手続きが掲載されていないため一般的な互助会の解約方法を紹介します。

互助会の一般的な解約方法は、以下のとおりです。

1. 互助会に連絡して解約の旨を伝える
2. 解約手続き用紙の必要項目を記入する
3. 解約の確認が取れたら返金

解約の連絡をする際には、印鑑や本人確認書類を用意しましょう。解約手続きの書類は、自宅にスタッフが持ってくる手段と郵送の二通りが適用されるケースが多いです。自宅に直接来てもらう方法では解約を引き止められる可能性が高いため、スピーディーに解約手続きを進めたい方は、郵送で書類を送付してもらいましょう。満期になったケースでも、同じように会社側に解約の旨を電話で伝えてください。

書類をもって解約の確認が取れ次第、積み立て金から手数料を引いた金額が口座に返金されます。あくまで一般的な互助会の解約手続き方法なのでアークベルのものとは微々たる違いがあると思いますが、流れを頭に入れておくと解約への第一歩を踏み出しやすいでしょう。

アークベルのメリット

オンラインでの事前相談を設けており、地域に密着しているのがアークベルの賞賛すべき部分。

メリットを熟知して、アークベルと上手に付き合いましょう。

オンラインで事前相談が可能

スマートフォンやパソコンから、オンラインで事前相談をできるのはアークベルの強み。ZOOMを利用してオンライン相談をすれば、自宅にいながらお葬式に関する悩み事を解決できます。

• 電話相談では上手く相談できるか自信がない
• 相談したいけれど直接来館する時間がない

上記に挙げたように相談ツールに戸惑っている人にとっては、アークベルのオンライン事前相談がおすすめ。ZOOMなら画面越しにスタッフの表情を見ながら対話できるため、電話相談より安心感があるでしょう。

他社では電話か来館での相談のみ受け付けているケースが多いですが、アークベルはスタッフと利用者の信頼感を築くため創意工夫を施しています。お葬式前の心の靄を晴らしたいなら、オンラインで気軽に疑問を問い合わせてみましょう。

葬儀費用や詳細が明示されているので安心

費用に透明性がある葬儀社は、遺族の信頼を得ることができます。アークベルは適正な価格を設定している上に、ホームページに分かりやすい価格を記載。

費用が明示されているだけでなく、会員特典もあるためメンバー登録すればリーズナブルにお葬式を挙げられます。

プランが複雑化するほど料金も不透明になりがちですが、アークベルは「〇〇万円プラン」とシンプルな表示を実施。予算を明確に設定している人にとっては、嬉しい心がけでしょう。

新潟県・山形県に密着している

アークベルは新潟県や山形県のローカル葬儀社。公式サイトには、地域の習慣を活かしたお葬式を執り行うと記載しています。

全130施設で故人のご意志やご遺族のお考えを尊重し、 地域の慣習を生かしつつ、
大切なご葬儀をお手伝いさせていただいております。

引用：アークベル

地域性に寄り添った式は、地元の遺族にとってとても重要。お葬式は風習や習慣あってのものなので、新潟県や山形県の慣わしを大事にする人はぜひアークベルに葬儀を依頼しましょう。

セレモニーホールは安らげる空間

アークベルのセレモニーホールには、マッサージチェアが設置されています。慌ただしい葬儀の準備中でも、家族が一息つける空間を提供することを忘れません。

安らげる空間でのお葬式は、精神的にも肉体的にもストレスが少ないです。アークベルで式を挙げる際には肩肘張らず、リラックスして式に臨みましょう。

アークベルのデメリットや注意点

地域に密着した安らげる雰囲気のアークベルは、良い面だけでなくデメリットもあるため100点満点の会社とは言い難いです。いざアークベルに依頼して思いがけないトラブルに困惑しないよう、どのようなデメリットがあるのか確認しましょう。

供花の注文はFAXのみ

多くの葬儀社ではインターネットで供花の注文を受け付けていますが、アークベルは供花の注文はFAXでのみ受け付けています。時間に余裕がない方は、注意が必要。

アークベルのFAXによる供花注文方法は、以下のとおりです。

1. 近隣の地区の注文書をダウンロード
2. 必要事項を記入してFAXで送信
3. 注文先に電話で確認の連絡を入れる
4. 電話確認が完了したら受付終了

供花の注文は、通夜当日の正午(12時)まで。あらかじめ申し込み用紙をダウンロードしなければ注文できないので、アークベルで供花を注文するなら時間に余裕を持つようにしましょう。

ホール使用料が不透明

アークベル公式サイトには会員登録するとホール使用料の割引を受けられると記載してありますが、元の値段が記載されていません。アークベルのコース費用は祭壇のみの価格なので、別途でホール使用料が発生。

ホール使用料が不透明だと、お金をいくら準備すれば良いのか分かりません。アークベルを利用するならホール使用料がかさむことを視野に入れて、多めにお金を調達しなくてはいけないのです。

全ての見積もりを正確に表示してほしい人にとって、ホール料金を記載していないアークベルはやや不親切な会社といえるでしょう。

アークベルに向く人・向かない人

利点が多いアークベルは、新潟県や山形県に住んでいて互助会を利用したい人にとって便利な会社です。一歩でアークベルが向いていない人もいるため、誰彼構わず葬儀を依頼できる会社ではないことを把握しておきましょう。

アークベルに向いている人と向いていない人を、具体的に以下で説明します。

向いている人

アークベルは地域密着型のお葬式を求める人にとって、非常に心強い葬儀社です。アークベルが向いている人は、以下のとおり。

• 新潟県・山形県に住んでいる
• 互助会で費用を積み立てたい
• 落ち着けるセレモニーホールを選びたい

リラックスできるセレモニーホールで式を挙げたい方や、互助会で費用を積み立ててお得に式を挙げたい方にもアークベルを推奨します。

向いていない人

ローカル色が強いアークベルは、山形県や新潟県以外に住んでいる方には向いていません。スタッフは葬儀の項目ごとに変動するので、一貫して同じスタッフに最後まで担当してほしい方にも、不向きといえます。

• 対応エリアに住んでいない
• 同じスタッフに最後まで担当して欲しい

依頼して不満を募らせないよう、アークベルでは全ての希望に沿うことができないと覚えておきましょう。

アークベルの会社概要

新潟県や山形県内で「エンバーミング葬」というキャッチフレーズのCMが放映されているアークベル。名前は聞くけどどんな会社なのか分からなくて依頼を躊躇してしまう人のために、本記事ではアークベルにまつわる様々な情報を網羅しました。

会社概要や対応葬儀形式を知ることで、アークベルの全貌を具体的に学ぶことができるでしょう。

対応宗派

アークベルは仏教やキリスト教など、オーソドックスな宗派に対応しています。

• 仏教
• カトリック
• プロテスタント
• 神道

上記の宗教がアークベルの対応宗派です。決して対応宗派は多くないですが、公式サイトではキリスト教をカトリックとプロテスタントに分けて注意事項を記載しており、親切な案内を提供していることが伺えます。

対応葬儀形式

対応葬儀形式がシンプルで分かりやすい点も、アークベルなりの心遣い。アークベルの対応葬儀形式を以下にまとめました。

• 小規模葬(家族葬)
• 一般葬
• 団体・社葬

アークベル公式サイトには家族葬を行う際の注意事項なども掲載されており、遺族と親族が良好なお付き合いをできるよう配慮していることが伝わってきます。社葬や団体葬も承っているため、故人が生前勤めていた会社の方々もお葬式で弔いの意を表明することが可能。

家族葬では音楽葬でお見送りすることもできます。分かりやすいプランの中から、自分たちの理想になるべく近い式を執り行ってください。

豊富な支払い方法に対応

アークベルはコンビニ決済や電子マネーの支払い方法にも対応しているため、利用者を選びません。葬儀社の電子マネー対応は急増しつつありますが、まだ一般的ではないためアークベルは時代の最先端を走っているといっても過言ではないでしょう。

山形県や新潟県で支払い方法の選択肢が多い葬儀社を探している人にとって、アークベルはうってつけです。

基本情報

アークベルは昭和33年に設立された新潟の会社・株式会社アークベルによって、運営されています。アークベル従業員の年収は約500万円前後で、パート社員も募集中。短時間勤務のドライバーの求人も出しており、新潟県で葬儀社勤務を目指している方には雇用形態のバリエーションが豊富なアークベルがおすすめです。

オフィスは新潟県中央区に位置しています。駐車場は250台完備されているため、車でのアクセスが便利です。

公式ホームページのブログでは2016年から対応エリアで執り行う葬儀の宣伝記事を掲載。2018年は年間5件もの葬儀宣伝記事がアップされており、ブログ運営開始からほどなくして地元で有名な葬儀社として名を馳せることができたと伺えます。

アークベルは悪い口コミもあるが良い評判も多い

「最悪」といった悪い評判が多いアークベルにも、対応の丁寧さや親切さを褒める良い口コミがありました。アークベルは決して悪名高い会社ではないので、安心して葬儀の相談を持ちかけましょう。

互助会制度を適用しているアークベルでは、月々掛金を払うだけでお得に葬儀を実施できます。終活の一環として長い目でお葬式のことを考えたい方には、アークベルの互助会制度がおすすめ。

全国対応ではない点がやや不便なアークベルですが、幅広い支払い方法と長い歴史が魅力です。現金で費用を支払うのは難しいけれど地元でなるべく早くお葬式を挙げたいという方は、ぜひアークベルの世界に足を踏み入れてみましょう。