「横浜祭典の評判ってどう?」「他の葬儀社との違いについて知りたい」など、神奈川県の横浜市を中心に斎場を運営する横浜祭典の利用を検討している人の中には、このように感じていることもあるでしょう。
身近に葬儀場があっても日常的に利用する施設ではないことから、その評判や実状を知らない人は多いものです。
この記事では、横浜祭典の実際の利用者からの評判や口コミ、利用するメリット・デメリットについて解説していきます。
横浜祭典の良い評判&口コミ
公式サイトの情報だけではなく、実際に利用した人からの評判や口コミは、依頼するか否かを判断する有益な材料となります。
ここでは、横浜祭典に寄せられている良い評判や口コミを紹介していきます。
営業時間や安置期間を配慮してもらえた
火葬にあたりましては特段のご配慮いただきまして、心より感謝を申し上げます。5月10日の死去の折には、営業時間を延長していただき、来訪の兄弟姉妹は故人にお別れの面談をすることができました。また、あいにく役所が土日のため、そちらに4日間安置していただくなど、皆様のご厚志心より感謝を申し上げます。
引用:横浜祭典
故人が亡くなったタイミングによっては、葬儀の日程調整が難しいことも珍しくありません。
故人を見送る大切な葬儀において、スケジュールが合わず参列できないことを悔やむこともあります。こうした気遣いや柔軟な対応をしてもらえる評判があれば、これから利用する人も相談がしやすいといえるでしょう。
故人らしい装いを見せてくれた
葬儀の前、始まる前のスピーチも、お花を入れる時にわざわざ布団をめくって祖父のかっこいい姿を皆に見せてくださったその気遣いもとても嬉しかったです。
引用:横浜祭典
お葬式は、故人の遺体を目にすることができる最期の機会でもあります。
こちらの口コミのように、横浜祭典では故人らしい装いや姿を遺族や参列者に見せる気遣いをしてくれると評判です。
こうした配慮は、葬儀を終えてからも大切な思い出として遺族や参列者など、残された人の心に良い葬儀だったと残り続けるでしょう。
湯灌の儀を優しく行ってもらえた
妹の葬儀でお世話になりました
皆さんとっても親切でした、
湯灌の儀では優しく綺麗にして
いただきました、引用:Google
こちらは、故人の安らかな旅立ちを願うための儀式である湯灌の儀を優しく行ってくれたことに対する感謝の口コミです。
湯灌の儀は、来世のために現世の汚れを落とすべく、生まれたときに産湯に浸かる意味があります。
こうした大切な儀式を丁寧に行ってくれる評判は、遺族にとっても安心して見届けることができるといえるでしょう。
横浜祭典の悪い評判&口コミ
遺族に対する配慮や思いやりのある誠実な対応が評判の横浜祭典ですが、その一方で悪い評判や口コミも存在します。
ここでは、横浜祭典に寄せられているネガティブな意見を確認していきましょう。
見積もり担当者の対応が残念だった
正直に申し上げ、祭典さんよりご指定の日時(私の都合ではなく)に娘二人と見積もりに伺いました。
ご対応いただいた方の対応は、たいへん悲しく残念なものがありましたことをお伝えします。引用:横浜祭典
こちらの口コミはスタッフの対応に対する不満の声です。
より良い葬儀にするためには、葬儀社スタッフの協力が必要不可欠です。
少しでも相性が良くない、噛み合わないといったことを感じるようであれば、担当変更を申し出ることも視野に入れることも視野に入れておきましょう。
スタッフの運転が荒い
従業員の運転はカーブ時の徐行もできない。譲り合いなども一切無い。
引用:Google
故人との別れに対し、このような対応を取られてしまうと、穏やかな気持ちで臨みたい人は不満に感じることでしょう。
少しでも不安を感じるようであれば「乗り物酔いをしやすい」「急発進なとば控えて欲しい」などのように角が立たない伝え方をすると、未然に防ぐ対策にもなるため、参考にしてみてください。
故人の安置場所に不満
ボッタクリのひどい葬式屋。病院と結託してるのか死後30分で搬送して倉庫のようなところに故人を押し込められた。
また紹介された葬儀プランがひどすぎるので、その日のうちに別の葬儀屋に故人を引き渡しただけで6万円近く取られた引用:Google
亡くなっているとはいえ、故人の遺体は遺族にとってとても大切なものです。
安置場所ひとつをとっても、きちんとした場所に寝かせて欲しいと感じるのは当然のことです。
横浜祭典に限らず、病院で最期を迎える可能性がある場合には、入院する病院の評判まで調べてから手続きをするようにしましょう。
横浜祭典の葬儀費用や料金プラン
「葬儀って金額はどれくらいかかるの?」「高いイメージだけど予算は足りる?」など、葬儀費用に対して不安を感じている人は少なくありません。
葬儀費用は内容や規模・参列者の人数によって大きく異なるため、葬儀社によっては公式サイトに明記されていない場合があります。
その点、横浜祭典では公式サイトに家族葬や一日葬など葬儀形式ごとに金額が明記されているため安心できます。また、生活保護受給者の場合には公費の利用も可能となっており、こちらは要相談です。
各料金プランの最低金額は次のようになっているため、利用を検討する際には確認をしてみましょう。
プラン | 公費 | 直葬 | お別れ葬 | 一日葬 | 家族葬 | 一般葬 |
---|---|---|---|---|---|---|
費用 | 要相談 | 159,000円~ | 280,500円~ | 473,000円~ | 561,000円~ | 616,000円~ |
横浜祭典の会員システム
葬儀社では、高額になりやすい葬儀費用を割引できる会員制度が設けられていることが多々あり、横浜祭典でも「パートナー会員」という会員システムが用意されています。
会員プランに応じて入会金や割引金額が変動する
横浜祭典の会員システムは会員プランに応じて入会金や割引額が以下のように変動します。
パートナー特典内容 | ブロンズ会員 | シルバー会員 | ゴールド会員 | プラチナ会員 |
---|---|---|---|---|
入 会 金 | 無料 | ¥10,000 | ¥30,000 | ¥100,000 |
葬儀基本料金 | 10%割引 | 20%割引 | 30%割引 | 40%割引 |
当社直営式場使用料 | 10%割引 | 20%割引 | 30%割引 | 40%割引 |
グレードアップ祭壇 | 10%割引 | 20%割引 | 30%割引 | 40%割引 |
生 花 祭 壇 | 10%割引 | 20%割引 | 20%割引 | 20%割引 |
供 花 (名札付) | サービス | サービス | サービス | サービス |
形見用写真(額付) | プレゼント (1枚) |
プレゼント (1枚) |
プレゼント (1枚) |
プレゼント (1枚) |
白木彫刻祭壇(三屋根、袖付) | – | – | – | セット |
プラチナ会員の場合、入会金が10万円と高額ですが、その分の割引率も非常に大きいです。
入会金無料のブロンズ会員であっても割引率は10%なので、横浜祭典を利用する際には入会して損はないといえるでしょう。
葬儀以外のサポートもあり
横浜祭典のパートナー会員になると、葬儀以外にもお得なサポート特典が受けられます。
たとえば、仏壇・仏具・位牌の割引販売や、相続をはじめとする法律相談、墓地・墓石の紹介などが挙げられます。
そのほかにも、法事の手伝い、返礼品受付・発注などもサポート内容に含まれるため、会員に入会した際にはこれらを存分に活用していきましょう。
横浜祭典のメリットや特徴
数多くの葬儀社がある中、横浜祭典を選ぶにはどのような理由が挙げれるのでしょうか。
ここでは、横浜祭典の特徴や利用するメリットについて解説していきます。
横浜市で3,000件以上の実績がある
横浜祭典は、横浜市での葬儀実績が3,000件以上ある葬儀社です。
経験豊富なスタッフが対応してくれることの安心感はもちろん、依頼者の希望や気持ちを汲み取ってくれるため、より良い葬儀ができることに期待が持てます。
最適なプランの提案もしてくれるため、初めての葬儀で不安を感じている人は一度相談してみる価値があるといえるでしょう。
オンライン上で見積もりを依頼できる
葬儀費用の見積もりや概算の提示をして欲しいものの、実際に足を運んでの相談や電話相談をすることに抵抗がある人もいることでしょう。また、そのための時間を確保することが難しいこともあります。
横浜祭典では、公式サイトから見積もり依頼フォームから内容を送信するだけで見積もり依頼を提示してもらえます。
電話連絡せずに済むことは、検討段階の人にとってもハードルが低く、確認しやすいといえるでしょう。
グリーフサポーターが在籍している
人は大切な人と死別することで悲嘆(グリーフ)な気持ちを抱え、長期に渡って精神状態を変化させていきます。
こうした心情の変化や適用は人それぞれ異なり、プロセスに合わせたグリーフケアが重要です。
横浜祭典では、こうしたケアができるグリーフサポーターが在籍しているため、大切な人や愛する人との死に向き合う心強い味方となってくれるのです。
横浜祭典のデメリットや注意点
豊富な葬儀実績やオンラインでの見積もり依頼などのメリットがある横浜祭典ですが、デメリットも存在します。
ここでは、横浜祭典を利用する際の注意点やデメリットについて解説していきます。
直営式場は少ない
横浜祭典は、数多くの市営斎場や民間斎場、寺院斎場など多くの斎場と提携していますが、実は直営式場は少ないです。
直営式場は駅チカでアクセスが良いものの2つしかないため、それ以外の斎場を利用する際には注意が必要です。
アクセスや駐車場など、参列者のことも考慮して事前確認を必ず確認するようにしましょう。
資格保有者の割合が不透明
横浜祭典では、葬祭ディレクターやグリーフケアのサポーターの資格保有者が在籍していますが、全体の従業員数は80名であり、そのなかの何人が資格保有者なのかは割合は明示されていません。
スタッフの対応の良さに定評がありますが、有資格者に対応して欲しいと考えている人にとっては不安材料となり得ます。
その場合には、無料相談や見積もりの際にあらかじめ伝えておくなど工夫をするようにしましょう。
横浜祭典に向く人・向かない人
何事にも相性があるように、横浜祭典の利用においても向き不向きがあります。
ここでは、横浜祭典の利用に向いている人・向いていない人それぞれの特徴を解説していきます。
向いている人
横浜祭典は、横浜市を中心に斎場を展開している葬儀社です。対応エリアは神奈川県・東京都であるため、これら地域に在住の人は利用がしやすいといえるでしょう。
また、葬儀の実績数も3,000件以上と豊富であるほか、グリーフケアという遺族に寄り添った対応ができるスタッフが在籍しているため、サービスの質の高さにも期待が持てます。
これらから、神奈川県・東京都に在住で、実績豊富な葬儀社に依頼をしたい人は、一度相談してみると良いでしょう。
- 対応エリアに住んでいる
- 実績のある葬儀社に依頼したい
向いていない人
横浜祭典の対応エリアは神奈川県・東京都であるため、それ以外の地域に住んでいる人は利用がしにくいです。
また、葬儀費用は比較的リーズナブルな価格帯ではありますが、安さを追及する場合には即決せず、格安葬儀社との比較も必要です。
横浜祭典では、オンラインで見積もり提示をしてもらえるため、こうしたサービスを活用し効率よく準備を進めていきましょう。
- 対応エリアに住んでいない
- 格安で葬儀を行いたい
横浜祭典の会社概要
商品購入やサービスを利用する際、どのような企業が運営しているのか把握することでより安心することができます。
ここでは、運営会社である横浜祭典株式会社の基本情報や対応宗派・葬儀形式について紹介していきます。
対応宗派
宗教や宗派によって葬儀内容が異なるため、依頼者のなかには対応してもらえるか不安を感じている人もいることでしょう。
横浜祭典では、各宗教・宗派に対応しているため、問題なく依頼することが可能です。それでも心配な人は、無料で相談できるため事前確認をしてみると良いでしょう。
対応葬儀形式
横浜祭典では、各宗教・宗派の火葬式・一日葬・家族葬・一般葬などの葬儀形式に対応しています。
生活保護受給者の場合、公費の利用も可能ですが、こちらは要確認であるため必ず事前に問い合わせをするようにしましょう。
基本情報
運営会社である横浜祭典株式会社の基本情報は次のとおりです。
情報 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 横浜祭典株式会社 |
設立年 | 1999年(平成11年)2月16日 |
所在地 | 神奈川県横浜市旭区本村町45-2 |
対応エリア | 横浜市、川崎市、県央、湘南、県西、横須賀・三浦、東京都 |
従業員数 | 80名 |
店舗数 | 2店舗 |
最低葬儀費用 | 159,000円~ |
葬儀実績数 | 3,326件 |
支払い方法 | 現金支払い、銀行振込、クレジットカード |
関連サービス | 遺体の移送、供花、生花・花環(慶弔)の販売、墓地・墓石の販売 |
横浜祭典の評判|配慮ある対応で費用も安め
横浜祭典は、神奈川県や東京都を対象エリアとした葬儀社です。
葬儀ディレクターやグリーフサポーターが在籍しており、依頼者や遺族に対して配慮ある対応をしてくれることに定評があります。
また、葬儀費用も比較的リーズナブルな価格帯に設定されており、料金プランも明記されているため、予算とマッチしているか確認しやすいことも魅力的です。
電話連絡せずともオンラインで見積もり依頼を出すこともできるため、神奈川・東京で葬儀社を探している人は一度確認してみてはいかがでしょうか。